27 6月
土
•21:00
Arrowhead Stadium • カンザスシティ
16 6月
火
•21:00
Levi's Stadium • サンフランシスコ
22 6月
月
•12:00
AT&T Stadium • アーリントン (Arlington)
27 6月
土
•21:00
Arrowhead Stadium • カンザスシティ
24 12月
水
•11:00
Stade Prince Moulay EL Hassan • ラバト
28 12月
日
•11:00
Stade Prince Moulay EL Hassan • ラバト
31 12月
水
•16:00
Stade Prince Moulay EL Hassan • ラバト
16 6月
火
•20:00
Arrowhead Stadium • カンザスシティ
22 6月
月
•20:00
Levi's Stadium • サンフランシスコ
オーストリアとアルジェリアが激突するのは、2026年ワールドカップのグループステージ、会場は世界有数の“音のスタジアム”として知られるカンザスシティのアローヘッド・スタジアム。約76,000席を誇る巨大なスタジアムです。今のオーストリアは、まさに中欧スタイルのお手本。コンパクトで整ったブロック、激しいプレッシング、高いフィジカルで勝負します。一方のアルジェリアは北アフリカ・マグレブの流儀。巧みなテクニック、テンポの速さ、そして1対1で仕掛けるウインガーたちが魅力です。勝ち点1つが重く響くグループだけに、この直接対決が最終節に“現実的な望み”をつなぐチームを決める一戦になる可能性大。アローヘッドで観戦すれば、その1プレー1プレーが、まるで自分の目の前で勝ち抜けが懸かったボールを争っているかのように感じられるはずです。
オーストリアは、直近のユーロで初めてノックアウトステージに進出し、「大舞台で確実に戦える代表」として存在感を固めました。チームのビルドアップを司るのはマルセル・ザビッツァー、最終ラインのリーダーはダビド・アラバ。一方アルジェリアは、ブラジルW杯2014で優勝するドイツを本気で追い詰めた実力国で、1990年と2019年にアフリカ王者に輝いています。象徴的な存在はやはりリヤド・マフレズ。セットプレーでも、1対1でも試合を決められる左利きのゲームチェンジャーです。カンザスで実現するオーストリア対アルジェリアは、ヨーロッパ的な堅実さと北アフリカのクリエイティビティがぶつかる一夜。画面越しではなく、スタンドで体感したくなるカードです。
ワールドカップ開催時のアローヘッド・スタジアムは、およそ76,000人収容。3層に積み上がる急こう配のスタンドと、ピッチ上に音がこもる独特の音響で知られています。メイン・バックスタンドの低層中央エリアは、まさにチャンピオンズリーグ級スタジアムの特等席。高層サイドは試合全体を俯瞰できる“戦術ビュー”、ゴール裏は熱狂が最も濃く集まるゾーンです。直近のワールドカップ・グループステージの価格(約105〜210米ドル)を参考にすると、目安としては上層スタンドが95〜130 €前後、ゴール裏が120〜170 €前後、サイドスタンドが160〜210 €前後となる想定です。いずれも需要やブロックの位置によって変動しますが、“世界で最も騒がしいスタジアムの一つ”で味わうワールドカップの雰囲気には、その価値があります。