18 6月
木
•15:00
BC Place Stadium • バンクーバー
12 6月
金
•12:00
BMO Field • トロント
18 6月
木
•15:00
BC Place Stadium • バンクーバー
24 6月
水
•12:00
BC Place Stadium • バンクーバー
13 6月
土
•12:00
Levi's Stadium • サンフランシスコ
18 6月
木
•15:00
BC Place Stadium • バンクーバー
24 6月
水
•12:00
Lumen Field • シアトル
カナダはこのカナダ–カタール戦に、はっきりしたカラーで挑みます。強度の高いチーム、前線からのハイプレス、そして一気にゴールへ向かう縦への速さ――それこそが、2022年大会でW杯の舞台に返り咲き、グループステージ敗退ながらも堂々と渡り合えたアイデンティティです。一方のカタールはテクニック重視。ボールを長くキープし、じっくりとパスを回しながらライン間で細かく崩していくスタイルで、直近2度のアジアカップ制覇を果たしています。両国の対戦は2022年の親善試合1度きりで、そのときはカナダが2–0で勝利。本大会で2カ国しか勝ち上がれないグループの中では、BC Placeでの一つひとつの五分の勝負が、そのまま突破を懸けた分岐点になります。
カナダは3度目のW杯に挑む今大会、ヨーロッパで主力として活躍する顔ぶれが並びます。サイドから一気に加速して内側へ切れ込むアルフォンソ・デイヴィス(Alphonso Davies)、鋭い決定力を誇るストライカージョナサン・デイヴィッド(Jonathan David)、背後でボールを収めつつゴールも狙えるカイル・ラリン(Cyle Larin)。一方、2022年にW杯初出場を果たしたカタールは、アジアでの成功を経てさらに成熟。創造性あふれるアクラム・アフィフ(Akram Afif)と、ゴール嗅覚に優れたアルモエズ・アリ(Almoez Ali)がチームの攻撃をリードします。成長途上の2プロジェクトがバンクーバーで激突。ホームで主導権を握りたいカナダと、アジアの外でも通用することを証明したいカタール――それぞれの野心がぶつかる一戦です。
BC Placeは約5万4,000席を誇る可動式屋根付きスタジアム。音が反響しやすく、チャンスのたびにスタンドのボルテージが一気に跳ね上がります。ピッチサイドに近いメイン・バックの下層スタンドは、ヨーロッパのビッグクラブを思わせる迫力のエリアで、戦術的な動きまでしっかり追えるのが魅力。コーナーやゴール裏はサポーターに囲まれながらも見やすく、熱気を全身で感じたい方にぴったりです。上層に広がるアッパーリングからは、ピッチ全体を俯瞰できるクリアな眺望を楽しめます。バンクーバーでのW杯クラスの試合では、現在アッパーリングやゴール裏が約350–450 €、中層エリアが500–650 €前後、そしてピッチに近い下層のメイン・バックスタンドは750–900 €超になることも。いずれも需要や対戦カード、座席位置によって価格が変動します。