23 6月
火
•7:00pm
BMO Field • トロント
17 6月
水
•3:00pm
AT&T Stadium • アーリントン (Arlington)
23 6月
火
•7:00pm
BMO Field • トロント
27 6月
土
•5:00pm
Lincoln Financial Field • フィラデルフィア
17 6月
水
•7:00pm
BMO Field • トロント
23 6月
火
•7:00pm
BMO Field • トロント
27 6月
土
•5:00pm
MetLife Stadium • ニューヨーク
クロアチアはBMOフィールドに、明確なアイデンティティを持って乗り込みます。ボールを握り、巧みにテンポを落ち着かせ、試合のリズムを操る中盤が心臓部となるスタイルです。ワールドカップでは2018年大会で準優勝、カタール2022で3位と、ビッグマッチを戦い慣れた強豪で、ここぞという瞬間に牙をむく勝負強さがあります。
パナマは2018年にW杯初出場を果たし、経験を積んだ今大会では“インテンシティ”で勝負します。ハイプレスで一気に追い込み、ボールを奪えばゴールへ一直線のダイレクトな攻撃、そして球際ではとにかくアグレッシブ。ヨーロッパ仕込みの高度なテクニックと老練さを誇るクロアチアに対し、中米ならではのフィジカル、スピード、大胆さでぶつかり合う構図です。
わずかな勝ち点差がグループ突破を左右するステージだけに、このクロアチア対パナマは、キックオフの瞬間から張り詰めた展開が予想されます。W杯に向けて増設され、収容人数4万5,000人超、ピッチとの距離も非常に近いBMOフィールドでは、あらゆる競り合いやゴール前への侵入が、トロントの中心でスタジアム全体を揺らす大歓声に変わります。
赤と白の市松模様のユニフォームは、それだけで相手に畏敬の念を抱かせます。クロアチアは直近のW杯での出場のうち半分でベスト4入りを果たしている強豪。中盤ではなおルカ・モドリッチがゲームを操り、最終ラインではヨシュコ・グヴァルディオルが統率し、前線ではアンドレイ・クラマリッチがライン間からゴールを狙います。
パナマは、ロシアW杯2018で記録した歴史的な初ゴールと、ゴールドカップやネーションズリーグで決勝まで駆け上がってきた近年の躍進を追い風にトロントへ乗り込みます。中盤を引き締めるアニバル・ゴドイのリーダーシップと、サイドバックから力強く攻め上がるマイケル・アミル・ムリージョの推進力が、もはや「出るだけ」では終わらないこの代表に強烈な個性を与えています。
両者が真正面からぶつかる一戦は、決勝ラウンド常連の優勝候補が、恐れを知らない挑戦者の集団と激突する瞬間を目撃することでもあります。
BMO Fieldはサッカー専用スタジアムで、ピッチサイドまで迫る“イングランドスタイル”のスタンドが特徴です。2026年大会に向けた改修で収容数は4万5,000席超に拡張されつつも、開放的でピッチに近い客席という魅力はそのままです。
“チャンピオンズリーグ級”の最高の眺めを味わえるのはサイドスタンド下層席。クロアチアの緻密なビルドアップも、パナマの鋭いカウンターも、戦術ボードそのままに追うことができます。ゴール裏には最も熱いサポーターが集まり、上層リングからは両チームのシステム全体を一望することができます。
カタールW杯2022グループステージの価格帯をユーロ換算した水準を参考にすると、おおよその目安として、上層リングとコーナー付近が80〜140 €前後、ゴール裏およびサイドスタンド上層が120〜200 €、ピッチに近いサイド中央下層エリアは200〜320 €からで、それ以上にはプレミアム席も用意されると考えられます。
最終的な価格は需要や席種、マーケットの動きによって変動しますが、ここで挙げたレンジを目安にすれば、このクロアチア対パナマをどのエリアから“生で体感するか”イメージしやすくなるはずです。