ノルウェーは新世代の北欧サッカーを体現する存在。圧倒的なフィジカル、スペースを見つけた瞬間に突き刺さるダイレクトな攻撃、一瞬の油断も許さないセットプレーで、常に相手にプレッシャーをかけ続けます。
対するエル・トリ(メキシコ代表)は、1994年以降のW杯常連として培ってきたしたたかさが武器。細かいパスワークでボールを地面に置いてつなぎ、サイドでは仕掛け続けるウインガーたちが、相手に呼吸する暇すら与えません。
このカードは、テクニックと連係対パワーと縦へのスピードの真っ向勝負。W杯の舞台に戻ってきた欧州勢のハングリーさに、百戦錬磨のアステカ軍団が経験値でどう立ち向かうのか、注目が集まります。
一つのつまずきで置いていかれかねないグループステージでは、50対50のボールでさえ、まるで決勝トーナメントのような覚悟で争われます。
カタールW杯2022では、エル・トリはおなじみとなっていたベスト16行きを逃し、得失点差で痛恨のグループ敗退。その悔しさが、このチームをさらにストイックにさせています。イルビング・ロサーノ、エドソン・アルバレス、サンティアゴ・ヒメネスらが、中心となってチームをけん引します。
一方、1998年大会を最後にW杯から遠ざかっている北欧の雄ノルウェーは、ヨーロッパで今や無視できない存在。世界屈指のストライカーであるアーリング・ハーランドの決定力と、マルティン・ウーデゴールの鋭いゲームメイクで、その名声を一気に高めました。
ダイジェスト映像だけで満足するのはもったいない。この大一番を現地で見届けるチャンスを逃さず、両代表の歴史を塗り替えるかもしれない瞬間を、スタジアムで体感しましょう。