13 6月
土
•18:00
MetLife Stadium • ニューヨーク
19 6月
金
•21:00
Lincoln Financial Field • フィラデルフィア
24 6月
水
•18:00
Hard Rock Stadium • マイアミ
24 12月
水
•18:30
Marrakech Stadium • Ouahat Sidi Brahim
28 12月
日
•21:00
Marrakech Stadium • Ouahat Sidi Brahim
31 12月
水
•20:00
Marrakech Stadium • Ouahat Sidi Brahim
14 6月
日
•19:00
Lincoln Financial Field • フィラデルフィア
20 6月
土
•16:00
BMO Field • トロント
ヴィニシウス・ジュニオールは、まさに5度の世界王者のDNAを体現する存在。5つのタイトルという重みと、決して揺るがない攻撃的アイデンティティ――足元でボールを操り、ドリブルで仕掛け、目にもとまらぬコンビネーションからゴールへ襲いかかる――を引っさげて、ブラジルは2026年W杯に乗り込む。
対するコートジボワールは、まったく逆の個性をぶつけてくるチームだ。圧倒的なフィジカルに凄まじいスピード感、スイッチが入れば一気に縦へ刺さるアタックで、1対1の局面で大きなダメージを与えてくる。カナリア軍団が相手陣内に押し込んでボールを回せば、アフリカ勢は激しいマンマークと電光石火のトランジション、さらに両ボックスでの空中戦の強さでやり返してくる。
グループステージでは、わずかなつまずきが一気に流れを変えてしまう。このブラジル対コートジボワールは、まさにギリギリの攻防。ひとつのロスト、ひとつの1対1、ひとつのセットプレーが、勝ち点をもぎ取る一手にも、地獄のふちへ追い込まれるきっかけにもなりうる。
カタール2022でセレソンは準々決勝で姿を消したものの、どんな相手もねじ伏せられるポテンシャルを証明した。新世代の南米軍団は、ヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴといったタレントを軸に、最終ラインではマルキーニョスの存在感と、ゴールマウスに立つアリソンの安定感に支えられている。
一方のエレファンツは、アフリカネイションズカップで常に優勝候補に挙がり、この10年でアフリカ王者にも輝いた強豪だ。中盤の心臓部にはフランク・ケシエ、前線では攻撃の軸であり決定力に優れたストライカーセバスティアン・アレがチームをけん引する。
サッカーをまったく違う角度から捉える2チームが、同じステージで激突する――その舞台がワールドカップだ。テレビの前で眺めているだけでは終わらせないで。今すぐチケットを確保して、グループの命運を左右するブラジル対コートジボワールをスタジアムで体感しよう。