14 6月
日
•12:00
NRG Stadium • ヒューストン
20 6月
土
•16:00
BMO Field • トロント
25 6月
木
•16:00
MetLife Stadium • ニューヨーク
15 6月
月
•18:00
SoFi Stadium • ロサンゼルス
21 6月
日
•18:00
BC Place Stadium • バンクーバー
26 6月
金
•20:00
BC Place Stadium • バンクーバー
アグレッシブなポゼッション、高い位置からのプレッシング、押し上げるディフェンスライン――それがW杯4度制覇を誇る強豪のスタイル。長年の大舞台で培われた勝者の文化を背負いながらも、グループステージでの2大会連続の悪夢を経験したいま、この新サイクルの一戦一戦が、まさに「落とせない最終試験」として戦われる。
一方のニュージーランド代表は、まったく異なる背景を持ってピッチに立つ。粘り強く、守備はコンパクトに構え、ボール保持は相手に譲りつつも、コーナーキックやサイドからのセットプレーで鋭く一撃を狙うスタイル。2010年大会では無敗で大会を終えた実績もある。ここにあるのは、ヨーロッパの圧倒的な格と、オセアニアのしぶといレジリエンスの激突だ。
一度のつまずきが即、崖っぷちにつながるこのグループで、ドイツ対ニュージーランドは、すべての競り合い、ルーズボール、カウンターが「一足早い決勝戦」に変わる90分になる。
格と新星のバランスこそが、ドイツ代表を支える軸。中盤ではヨシュア・キミッヒ、イルカイ・ギュンドアン、ジャマル・ムシアラといったリーダーたちが、試合のテンポを握り、リズムを一気に加速させ、鋭いスルーパスや縦へのドリブルで流れを変える準備は万端だ。
オセアニアのチームは、ゴール前で勝負強さを発揮するクリス・ウッドの経験と嗅覚、サイドを何度でも上下するリベラト・カカーチェの走力、そして一瞬のスキを逃さず仕留めるサープリート・シンの創造性に、運命を託す。
向かい合うのは、復権を誓う伝統国と、再び大会を沸かせようとするチャレンジャー。テレビの前で終わらせないでください。今すぐチケットを確保して、グループステージからW杯のシナリオをひっくり返しかねないドイツ対ニュージーランドを、スタジアムで体感しよう。