13 6月
土
•18:00
MetLife Stadium • ニューヨーク
19 6月
金
•21:00
Lincoln Financial Field • フィラデルフィア
24 6月
水
•18:00
Hard Rock Stadium • マイアミ
15 6月
月
•18:00
SoFi Stadium • ロサンゼルス
21 6月
日
•18:00
BC Place Stadium • バンクーバー
26 6月
金
•20:00
BC Place Stadium • バンクーバー
ニュージーランドは相手にとって厄介なゲームプランを携えて乗り込んでくる。ダイレクトな攻撃、緻密な戦術、空中戦での強さ、そして一つひとつのデュエルでの圧倒的なインテンシティ——どんな強豪も苦しめるために練り上げられたスタイルだ。その前に立ちはだかるのは、ワールドカップ5度制覇の王者。ポゼッションを軸に、ドリブルとひらめきに満ちた攻撃サッカーで、ほんの一瞬のスキも見逃さない。2010年大会で唯一の無敗チームとして大会を終えた記憶をはじめ、オセアニア代表としてのW杯での歩みは、歴史的な強豪に真っ向から挑む激しい闘争心をかき立てている。この対戦は、創造性あふれる伝統と個のタレントが、鉄の規律と献身的なチームワークと激突する構図だ。1ポイントが行方を左右するグループステージで、カナリア軍団が主導権を握る一方、オールホワイツは、すべてのセカンドボールが自国の歴史を永遠に変えうる瞬間だと肝に銘じてピッチに立つ。
5度の世界王者ブラジルは、カタールW杯2022で堅実なグループステージを戦い抜き、準々決勝で大会を後にした。チームをけん引したのは、ヴィニシウス・ジュニオールとロドリゴの圧倒的な突破力。その背後には、ネイマールとカゼミーロの揺るぎない存在感があった。一方のニュージーランド代表は、オセアニア予選を支配してきた堅牢なブロックをベースに、締まった展開とロースコアのゲームに慣れた集団だ。ブラジル–ニュージーランドというカードは、5度の王者という巨人が、90分すべてを「決勝戦」と捉えて戦い続ける代表チームと激突する舞台となる。今すぐチケットを押さえて、ワールドカップのピッチで繰り広げられる二度と見られないスタイルの激突を生で体感しよう。