17 6月
水
•15:00
AT&T Stadium • アーリントン (Arlington)
23 6月
火
•16:00
Gillette Stadium • ボストン
27 6月
土
•17:00
MetLife Stadium • ニューヨーク
15 6月
月
•18:00
SoFi Stadium • ロサンゼルス
21 6月
日
•18:00
BC Place Stadium • バンクーバー
26 6月
金
•20:00
BC Place Stadium • バンクーバー
ここ数大会で、赤いバラの愛称で知られる代表チームは、ヨーロッパ屈指の強豪として完全に定着。連係に優れたポゼッションサッカー、ライン間で光るハイクオリティ、そしてわずかな守備の乱れも見逃さない決定力で、相手に容赦なく襲いかかります。一方のオセアニア代表、「All Whites」は、所属連盟の“しぶとさ”を体現する存在。コンパクトなブロック、全員で走り切る献身性、そしてイタリアのような強豪を相手に無敗で駆け抜けた2010年大会など、ワールドカップでの粘りの歴史を刻んできました。
この一戦では、世界王者の伝統と、伏兵扱いされると一気に存在感を増すチャレンジャーの大胆さが真正面からぶつかります。紙一重のグループステージでは、ひとつのスプリント、ひとつの空中戦、ひとつのセカンドボールが、ベスト16行きの運命を大きく左右することになるでしょう。
直近のサイクルでは、イングランド代表がEURO2020準優勝、さらにカタールW杯2022ではベスト8進出と、安定した強さを証明しました。その原動力となったのが、ゴールハンターハリー・ケイン、若くしてチームの軸となったジュード・ベリンガム、そして常に相手守備を切り裂くブカヨ・サカです。
オセアニア代表は、自らの連盟内の予選を圧倒しつつ、過酷な大陸間プレーオフを突破してワールドカップ行きをつかみ取ってきました。ゴール前で貪欲なクリス・ウッド、タフな上下動を見せるリベラト・カカーチェらが、その挑戦を力強くけん引します。テレビ観戦だけで終わらせるのはもったいない。このヨーロッパの強豪と、下剋上を狙う挑戦者が激突する一戦を、チケットを押さえてスタジアムで体感しましょう。