25 6月
木
•18:00
Arrowhead Stadium • カンザスシティ
14 6月
日
•15:00
AT&T Stadium • アーリントン (Arlington)
20 6月
土
•12:00
NRG Stadium • ヒューストン
25 6月
木
•18:00
Arrowhead Stadium • カンザスシティ
23 12月
火
•19:30
Prince moulay abdellah stadium • ラバト
30 12月
火
•17:00
Prince moulay abdellah stadium • ラバト
14 6月
日
•20:00
Estadio BBVA Bancomer • モンテレイ (Monterrey)
20 6月
土
•22:00
Estadio BBVA Bancomer • モンテレイ (Monterrey)
25 6月
木
•18:00
Arrowhead Stadium • カンザスシティ
オランダ代表は、伝統ある“オレンイェ”の名にふさわしく、カンザスのアローヘッド・スタジアムに乗り込みます。ワールドカップ準優勝3回、代名詞の4-3-3システム、後方からの丁寧なビルドアップ、そして常に1対1を仕掛け続けるウイング陣――そのスタイルが一気にスタジアムを染め上げます。
チュニジア代表は、北アフリカ特有のタフさを体現するチーム。フィジカルの強さ、献身的な守備、激しいプレッシング、そしてボールを持たない時間に耐え抜き、奪った瞬間に一気に牙をむく戦い方が持ち味です。
両国の間に大きな直接対決の歴史こそ多くはないものの、この一戦はコントラストがはっきり。辛抱強くもしっかり縦を突くオランダのパスワークと、ピッチ中央で食らいつき、ミスを逃さない「カルタゴの鷲」チュニジアの圧力が真っ向からぶつかります。
カタールW杯2022では、オレンイェはベスト8進出。一方のチュニジアは、王者フランスを破る金星を挙げ、大会に爪痕を残しました。迎える2026年ワールドカップのグループステージでは、1ポイントがトーナメント進出を左右します。コーナーキック、こぼれ球、ビルドアップの一瞬のミス――そのすべてが勝敗を決める引き金になり得ます。
収容人数7万人超、轟く大歓声で知られるアローヘッドで生観戦することは、ピッチサイドさながらの距離感で、このスタイルの激突を全身で味わうということです。
オランダは2022年大会で安定感抜群の戦いを披露。グループを首位通過し、ラウンド16ではアメリカに快勝。準々決勝ではアルゼンチンを相手に、PK戦までもつれる壮絶な死闘を演じました。
フィルジル・ファン・ダイクが最終ラインの司令塔となり、フレンキー・デ・ヨングがゲームを組み立て、コーディ・ガクポがセカンドラインから飛び出し、メンフィス・デパイがライン間で常にゴールの匂いを漂わせます。
ワールドカップとアフリカネイションズカップの常連であるチュニジアは、カタール大会で王者撃破というインパクトを残しました。中盤ではエリエス・スキリとアイッサ・ライドゥニがチームを支え、ユセフ・ムサクニがゴール前で違いを生み出します。
オランダ対チュニジア(カンザス)は、両国にとって実力を測る本気のテストマッチ。この勝負を生で見届けるなら、今のうちにチケットを押さえておくのが賢明です。グループの行方を左右する一戦の“証人”になりましょう。
アローヘッドは、陸上トラックのない、急勾配で密度の高いスタンドが特徴。まるでミュンヘンやイスタンブールのビッグスタジアムのように、観客がピッチを取り囲み、試合に圧力をかけます。
メイン・バックスタンドの下層席は、ヨーロッパでいうメインスタンド中央クラス。ゴール裏には、もっとも熱く声を張り上げるサポーターが集まり、上層リングは戦術的な配置や全体の動きをくっきりと見渡せるポジションです。
直近のワールドカップのグループステージを参考にすると、目安として、スタジアム最上段付近のカテゴリー4が60~90ユーロ前後、ゴール裏やコーナーのカテゴリー3が100~160ユーロ、サイドスタンド中段のカテゴリー2が160~230ユーロ、ピッチ中央寄りの一等席であるカテゴリー1が230~280ユーロほどを想定しておくと良いでしょう。
実際の価格は、対戦カードや需要、購入タイミングによって上下しますが、このレンジを押さえておけば、このオランダ対チュニジア(カンザス)を見逃さないための目安になります。