27 3月
金
•21:00
Lusail Stadium • ドーハ
15 6月
月
•12:00
Mercedes-Benz Stadium • アトランタ
21 6月
日
•12:00
Mercedes-Benz Stadium • アトランタ
26 6月
金
•18:00
Estadio Akron • Zapopan
17 6月
水
•15:00
AT&T Stadium • アーリントン (Arlington)
23 6月
火
•19:00
BMO Field • トロント
27 6月
土
•17:00
Lincoln Financial Field • フィラデルフィア
ポゼッション、高いプレッシング、そして鋭いボール回しこそがラ・ロハのフットボール。そのスタイルを磨き抜き、ついに2010年には世界王者に輝き、続くユーロ2024でも欧州の頂点に立ちました。対するバルカンの代表は、伝統の間合い、冷静さ、そして強烈な個性を前面に押し出し、修羅場で鍛えられた中盤のタレント陣を軸に勝負を仕掛けます。
この2チームがピッチで相対するたび、ゲームは一気にスペクタクルへと変貌します。あのユーロ2020での3-5の撃ち合いから、PK戦にもつれ込んだネーションズリーグ2023の決勝まで。グループステージでは、勝ち点1つの重みがまるで決勝戦。そんな中で迎えるこの一戦は、順位表を一気に塗り替えかねない運命の90分です。
イベリアの代表は、世界王者かつ欧州4度の王者という肩書きを引っさげて大会に乗り込みます。ゲームを掌握する統率力と、一瞬で試合を変える突破力を併せ持つ新世代――ロドリ、ペドリ、ラミン・ヤマル、ニコ・ウィリアムズ、そしてモラタらが、その勢いを加速させます。
一方、チェッカーボード柄のユニフォームでおなじみのこのチームは、近年のワールドカップで“通好みの代表”として確固たる地位を確立。2018年大会で準優勝、カタール2022で3位と、常にトップ争いに絡んできました。言うまでもなく中心にいるのは、絶対的な司令塔ルカ・モドリッチ。後方からクリーンにビルドアップするグヴァルディオル、中盤で絶対的な存在感を放つコバチッチとブロゾビッチらが、そのクオリティを支えます。ワールドカップという舞台で、完成度の高いこの2チームの激突を味わえるのは、ごく限られたファンだけ。今すぐ自分の席を確保して、大会史に名を刻むであろう一戦をスタジアムで目撃しましょう。