27 3月
金
•21:00
Lusail Stadium • ドーハ
15 6月
月
•12:00
Mercedes-Benz Stadium • アトランタ
21 6月
日
•12:00
Mercedes-Benz Stadium • アトランタ
26 6月
金
•18:00
Estadio Akron • Zapopan
14 6月
日
•12:00
NRG Stadium • ヒューストン
20 6月
土
•19:00
Arrowhead Stadium • カンザスシティ
25 6月
木
•16:00
Lincoln Financial Field • フィラデルフィア
このグループは実力伯仲。だからこそ、勝ち点のひとつひとつが重くのしかかり、この対戦は両チームにとっての運命の一戦になります。
イベリアの代表は、すでに世界屈指の完成された強豪国として登場。ポゼッションと細かなパスワークを軸にしたサッカーで2010年のワールドカップを制し、カタールW杯後もそのスタイルは健在です。大会ではコスタリカ相手に歴史的な大勝を収めながらも、モロッコとのPK戦で姿を消しました。
対するカリブの代表は、地域全体のレベルアップを象徴する存在。ヨーロッパのリーグで揉まれた選手を数多くそろえた、フィジカルが強くアグレッシブなチームで、CONCACAFでの競争力を一気に引き上げています。
これまでの直接対決はごくわずか。そのぶん見どころは、はっきりとしたコントラスト。主導権を握ることが宿命づけられた元世界王者と、グループステージの一戦一戦を二度とないチャンスと捉えるハングリーな挑戦者。そんな構図の中で、この試合結果はリーグ戦全体の流れを決定的に左右する一戦となるでしょう。
ワールドカップ出場はもちろん、EUROでも決勝進出や優勝を重ねてきたイベリア代表は、今もロドリ、ペドリ、ラミン・ヤマルといったタレントに支えられ、ビッグマッチを戦い慣れたチームとして大会に乗り込みます。
一方のキュラソーは、まだワールドカップ本大会出場こそないものの、予選やゴールドカップで結果を残し存在感を拡大中。レアンドロ・バクナやランジェロ・ヤンガらを中心に評価を高めています。
そこに生まれるのは、歩んできた道へのリスペクト。すでに確かな伝統を築いてきた代表と、いままさに歴史上もっとも大きな一歩を刻もうとしている代表が、同じピッチでぶつかり合います。
スタンドは、このスタイルの真っ向勝負を生で味わえる最高の舞台。90分のドラマのなかで、新たなワールドカップの1ページが、目の前で書き加えられていきます。