14 6月
日
•15:00
AT&T Stadium • アーリントン
20 6月
土
•12:00
NRG Stadium • ヒューストン
25 6月
木
•18:00
Arrowhead Stadium • カンザスシティ
15 6月
月
•12:00
Mercedes-Benz Stadium • アトランタ
21 6月
日
•18:00
Hard Rock Stadium • マイアミ
26 6月
金
•20:00
NRG Stadium • ヒューストン
グループステージでの勝ち点争いが熾烈を極める中、ひとつひとつの五分五分のボールが生き残りを懸けた争いになります。しかも相手は、伝統ある強豪オランダ代表。 “トータルフットボール”の継承者である“オランイェ”は、最終ラインからのクリーンなビルドアップ、サイドの高いポジショニング、そしてポゼッションから自動的にチャンスを生み出していく完成度の高いスタイルを貫きます。
対するカーボベルデ代表は、まさにアフリカンサッカー新世代を体現する存在。組織的でタフなブロック、ボールを失った後の徹底したハードワーク、ボールを奪った瞬間に一気にギアを上げるカウンターのスピード──その多くを、欧州リーグで揉まれた選手たちが支えています。紙の上では、大舞台に慣れた老練な強豪と、歴史に名を刻もうとするワールドカップ初出場国の飢えが正面衝突。拮抗したこのグループでは、オランダとカーボベルデの一戦は、まさに前倒しの決勝戦と言っていい重みを持つカードです。
カタールW杯では、“オランイェ”がベスト8まで勝ち進み、優勝国となるチームを相手にPK戦の末に散退。それでも、最終ラインを束ねるフィルジル・ファン・ダイク、中盤でリズムを刻むフレンキー・デ・ヨング、ゴール前で存在感を放つコーディ・ガクポらのパフォーマンスは世界に強烈な印象を残しました。
一方の島国カーボベルデは、アフリカ・ネーションズカップや予選での安定した戦いぶりが光ります。ライアン・メンデス、ギャリー・ロドリゲス、ストピラといった主力たちが、数々の大一番でチームを牽引してきました。ダイジェストだけで終わらせるのはもったいない──今のうちにチケットを確保して、世界サッカー史に名を刻む伝統国と、エリートの座を本気で奪いにいく新鋭の激突を、スタジアムで体感しましょう。